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平成 9年 3月定例会(第8日 3月24日)

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  1. 直方市議会 1997-03-24
    平成 9年 3月定例会(第8日 3月24日)


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    最終取得日: 2021-08-28
    平成 9年 3月定例会(第8日 3月24日)                 平成9年3月24日(月) 1.会議の開閉時刻  開議 10時00分            閉会 11時45分 1.出席及び欠席議員の氏名          1番      那 須 昭 生          2番      今 定   正          3番      安 武 俊 次          4番      貝 島 悠 翼          5番      中 村 幸 代          6番      宮 近 義 人          7番      有 田 一 美          8番      村 田 武 久          9番      田 代 英 次         10番      松 田 英 雄         11番      大 島 九州男         12番      許 斐 英 一         13番      荒 渡   宏
            14番      堀   勝 彦         15番      澄 田 和 昭         16番      太 田 信 幸         17番 (欠席) 石 田 一 人         18番      友 原 春 雄         19番      堀   武 昭         20番      橋 本   長         21番      平 尾 公 明         22番      松 尾 大 策         23番      安 田 周 司         24番      南   道 義         25番      村 上 圭 吾         26番      青 野   一         27番      安 藤 正 親 1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名         議会事務局長   松 田 周 吉         次    長   宮 地   寛         係    長   能 間   聰         書    記   毛 利 良 幸 1.説明のため出席した者の職氏名         市    長   有 吉   威         助    役   向 野 敏 昭         収入役      其 田 浩 和         教育長      舌 間 清 裕         企画財政部長   野 中 俊 彦         総務部長     青 柳 剛 機         市民福祉部長   入 江   勲         生活経済部長   石 橋   到         建設部長     会 田 憲 義         教育部長     飯 野 良 治         消防長      安 田 英 人         水道局長     尾 仲 一 顕                 各 課 長 省 略 1.会議事件 議案第 12号 直方市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例         の一部を改正する条例について             原案可決 議案第 13号 直方市花と緑の基金条例の制定について         原案可決 議案第 14号 直方市美しい街づくり基金条例の一部を改正する条例について                                    原案可決 議案第 15号 直方市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について 原案可決 議案第 16号 直方市民会館条例の一部を改正する条例について     原案可決 議案第 17号 直方市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例につ         いて                         原案可決 議案第 18号 直方市汚水処理施設条例の一部を改正する条例について  原案可決 議案第 19号 直方市道路占用料条例の一部を改正する条例について   原案可決 議案第 20号 直方市普通河川及び用悪水路管理条例の一部を改正する条例について                                    原案可決 議案第 21号 直方市体育施設条例の一部を改正する条例について    原案可決 議案第 22号 直方市立学校施設等目的外使用に関する条例の一部を改正する条例に         ついて                        原案可決 議案第 23号 直方市公民館条例の一部を改正する条例について     原案可決 議案第 24号 直方市石炭記念館条例の一部を改正する条例について   原案可決 議案第 25号 直方市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例について                                    原案可決 議案第 26号 直方市社会会館条例の一部を改正する条例について    原案可決 議案第 27号 直方勤労者体育センター管理運営に関する条例の一部を改正する条         例について                      原案可決 議案第 28号 直方市働く婦人の家条例の一部を改正する条例について  原案可決 議案第 29号 直方市水道事業給水条例の一部を改正する条例について  原案可決 議案第 32号 平成9年度直方市一般会計予算             原案可決 議案第 33号 平成9年度直方市国民健康保険特別会計予算       原案可決 議案第 34号 平成9年度直方市同和地区住宅資金貸付事業特別会計予算 原案可決 議案第 35号 平成9年度直方市老人保健特別会計予算         原案可決 議案第 36号 平成9年度直方市公共下水道事業特別会計予算      原案可決 議案第 37号 平成9年度直方市農業集落排水事業特別会計予算     原案可決 議案第 38号 平成9年度直方市福岡県五市競輪事業特別会計予算    原案可決 議案第 39号 平成9年度直方市水道事業会計予算           原案可決 意見書案第1号 天災・人災の大規模事故災害対策にかかわる国の災害本部の充実強化         に関する意見書について          上程、質疑、原案可決 意見書案第2号 児童福祉法改定に関する意見書について   上程、質疑、原案可決 意見書案第3号 2兆円減税を求める意見書について     上程、質疑、原案可決 意見書案第4号 医療費負担増の凍結と抜本的医療制度改革を求める意見書について                              上程、質疑、原案可決 意見書案第5号 国庫補助金制度の改善を求める意見書について                              上程、質疑、原案可決 意見書案第6号 公務員倫理法の制定を求める意見書について 上程、質疑、原案可決 意見書案第7号 雇用分野における男女差別の解消を求める意見書について                              上程、質疑、原案可決 ○議長(許斐英一)  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元の日程表のとおり進行を図りたいと存じますので、御了承願います。  議案第12号 直方市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について  議案第13号 直方市花と緑の基金条例の制定について  議案第14号 直方市美しい街づくり基金条例の一部を改正する条例について  議案第15号 直方市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について  議案第16号 直方市民会館条例の一部を改正する条例について  議案第32号 平成9年度直方市一般会計予算一括議題といたします。  議案第12号、13号、14号、15号、16号並びに議案第32号 平成9年度直方市一般会計予算第1条中、歳出1款、2款、9款、12款、13款1項、2項、14款及び歳入款並びに第2条中、電子計算機借上料並びに第3条、4条、5条について審査されました経過並びに結果の報告を総務常任委員長にお願いいたします。              (23番 安田議員 登壇) ○23番(安田周司)  おはようございます。  去る17日の本会議におきまして、我々総務常任委員会に細部の審査を付託されました議案第12号 直方市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例、外5議案について審査いたしました経過並びに結果の報告をいたします。
     まず、議案第12号についてであります。本案は、厚生年金保険法等の一部を改正する法律が、昨年6月に公布されたことに伴う改正であることから、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第13号 直方市花と緑の基金条例の制定についてであります。本案は、本市が壮大なスケールの花の都市を目指し、来るべき新しい時代にふさわしいまちづくりを進めていますが、その施策の一つとして、マスタープランにも述べられているように、市民と一体となった花のまちづくりを推進するためにも必要な基金であるとともに、寄附をされた方の意志を尊重し、寄附金の用途を明確にするための条例の制定であることから、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第14号 直方市美しい街づくり基金条例の一部を改正する条例についてであります。本案は、議案第13号の条例制定に伴い、花並びに樹木の植栽等に関する事業を条文から削除する条例の改正であることから、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第15号 直方市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について、議案第16号 直方市民会館条例の一部を改正する条例についての2議案は、いずれも消費税法並びに地方税法の一部を改正する法律が、平成6年12月2日に公布され、本年4月1日から施行されることに伴い、現行の消費税率3%を5%に改正しようとする同じ趣旨の議案であることから、一括審査に付し、種々論議を交わしたのであります。  委員会といたしましては、法律の改正に準じた改正であることから、議案第15号、16号は、原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  最後は、議案第32号 平成9年度直方市一般会計予算第1条中、歳出1款、2款、9款、12款、13款1項、2項、14款及び歳入款並びに第2条中、電子計算機借上料並びに第3条、第4条、第5条についてであります。  我々委員会といたしましては、本会議の質疑を踏まえ、慎重に審査する中でただした点について述べますと、2款1項6目 企画費で、新都市開発整備構想策定委託料が計上されているが、植木地区にどのようなビジョンを持って都市づくりをしようとしているのか、また、構想策定後の開発整備計画についてであります。  これに対し、当局より本市を含めて22市町村からなる福岡県北東部地域が平成7年3月に地方拠点地域として指定を受けたのであるが、その基本計画の中で植木地域産業業務拠点地区として位置づけられている。このようなことから、当植木地区の開発を地域振興整備公団による地方都市開発整備事業として採択してもらうために構想を策定するもので、産業業務施設を核として、周辺に住宅、文化施設を配するまちづくりを目指すものである。また、構想が策定されると、事業採択の申請を行い、その後は地域振興整備公団による予備調査基本調査事業計画調査を行い、事業実施基本計画の認可を終え、実際の事業に着手することになる、との答弁に接したのであります。  委員会といたしましては、当植木地区が新幹線、九州縦貫自動車道など、筑豊において唯一の高速交通体系を有し、さらに在来線が交差するという地理的優位性を十分に生かすとともに、地方拠点地域基本計画の中にうたわれているメカトロビジネスタウンにも配慮したまちづくりに努めることを要望したのであります。  さらに、要望した点を述べますと、2款1項23目 防災諸費で防災計画書策定委託料が計上されているが、本委託料については、昨年の9月議会で債務負担行為の議決を得ているもので、災害対策基本法では、市町村の責務として住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、地域に係る防災に関する計画の作成が明記されている。このことから、当計画を作成するものであり、作成に当たっては、最終決定される防災会議構成メンバーの中に、阪神・淡路大震災の教訓を生かしたアマチュア無線の資格者、さらに防災計画の中に、市民の声が反映されるような人選に配慮することを要望して、本案を原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  以上が、我々総務常任委員会に細部の審査を負託されれました議案審査の経過並びに結果の報告であります。議員各位の御賛同を願い、報告を終わります。 ○議長(許斐英一)  委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。               (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。これより議案第12号、13号、14号、15号、16号の討論に入ります。  なお、議案第32号 平成9年度直方市一般会計予算について、討論のある方は最終常任委員長報告後にお願いいたします。討論はありませんか。  討論通告のため、暫時休憩いたします。                              10時07分 休 憩                              10時11分 再 開 ○議長(許斐英一)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  討論については、通告があっておりますので、議長より指名いたします。  1番 那須議員の議案第15号、16号の反対討論を求めます。               (1番 那須議員 登壇) ○1番(那須昭生)  私は、日本共産党市会議員団を代表して、議案第15号から16号になっておりますが、関連がありますので第29号 直方市水道事業給水条例の一部を改正する条例についてまで、反対討論を行いたいと思います。  まず、最初に1989年4月に消費税率3%が自民党政府によって導入され、本年4月から税率2%上乗せをして、5%に引き上げることを他の与党と、とりわけ自民党、社民党、さきがけ3党によって、強行しようとしております。この引き上げ法案を許せば、際限のない消費税率増税路線につき進むことは明らかであります。橋本総理の諮問機関であります政府税制調査会によりますと、これからの税制を考える会では、さらなる高い税率として、今後も引き上げる方向性を打ち出しており、加藤税調会長によれば、欧米並みの18%にも引き上げることも公言しているのであります。  さらに、橋本総理も国会の答弁の中で、消費税の将来への引き上げも否定をしておりません。そればかりか財界と与党、一部野党は消費税の大幅アップを競い合うように主張しており、10%とか12%とか、政府が4月からの5%アップはさらなる増税の入り口に過ぎないことは明々白々となっているのであります。  本来、日本共産党は、1989年4月に3%消費税が導入された当時から、一貫して消費税そのものに反対であり、廃止すべきであるという立場を明確にしてきたのであります。なぜなら消費税は低所得者ほど重い税負担になる逆進制の強い最悪の大衆課税であるという根本的な内容があるからであります。そもそも昨年の衆議院選挙当時を振り返ってみても明らかなように、消費税増税に反対、凍結、延期、あるいは見直しなど、異論が唱えられ、衆議院議員は7割を超えるなど、また、現在の閣僚の中では8人もそういった発言をしていたわけであります。私たちは消費税増税は中止をして、特別減税を引き続き求めるものであり、さらに我が党の今定議員が質疑で明らかにされたように、今回の引き上げによって、益税として1,000万円を上回る市民からの収奪が当局の答弁で明らかになったのであります。今日市民生活を思うときに、市民の暮らしが一層厳しくなることを考えると、私たち市民を代表するものとして、到底納得のいかないことは当然であります。  昨日の新聞で明らかにされましたように、隣の小竹町では、議会で消費税増税法案が否決をされましたことが報告されております。このように国、県の言いなりの住民いじめの行政は、地方自治法の本旨にも背くものとして、値上げ法案が賛成多数によって否決されたのであります。  以上、簡単にその引き上げ法案の撤回の趣旨を申し上げましたが、直方6万市民が注目をしているこの引き上げ法案に反対をする多くの議員の賛同を願い、反対討論を終わるものであります。 ○議長(許斐英一)  以上をもって、通告による討論は終わりました。  これをもって、討論を終結いたします。  これより議案第12号、13号、14号、15号、16号の採決を行います。  議案第12号 直方市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第12号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第13号 直方市花と緑の基金条例の制定については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第13号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第14号 直方市美しい街づくり基金条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第14号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第15号 直方市行政財産使用料条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第15号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第16号 直方市民会館条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第16号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第17号 直方市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について  議案第37号 平成9年度直方市農業集落排水事業特別会計予算  議案第38号 平成9年度直方市福岡県五市競輪事業特別会計予算一括議題といたします。  議案第17号並びに議案第32号第1条中、歳出4款2項、6款、7款、11款3項並びに第2条中、JR九州篠栗線筑豊本線電化等事業負担金並びに議案第37号、38号について、審査されました経過並びに結果の報告を経済常任委員長にお願いいたします。               (2番 今定議員 登壇) ○2番(今定 正)  去る17日の本会議におきまして、我々経済常任委員会に細部の審査を付託されました議案第17号 直方市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について、外3議案について、審査いたしました経過並びに結果の報告をいたします。  まず、議案第17号についてであります。本案については、消費税法並びに地方税法の一部を改正する法律が平成6年12月2日に公布され、本年4月1日から施行されることに伴い、現行の消費税率3%を5%に改正しようとする議案であることから、我々委員会といたしましては、法律の改正に準じた改正であることから、原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第32号 平成9年度直方市一般会計予算第1条中、歳出4款2項、6款、7款及び11款3項並びに第2条中、JR九州篠栗線筑豊本線電化等事業負担金についてであります。本案については、当局より詳細なる説明を聴取する中、種々論議を交わしたのであります。その中で要望した主な点は、第1点目として、4款2項2目 ごみ処理費についてであります。ごみ収集作業においては、路上の作業が多いことから、一般車両に注意を払いながら、迅速な作業が求められており、収集車に故障が起きれば作業効率が悪く、危険であることから、収集車等の管理については、経済効率作業効率等を十分に考慮する中で、買いかえも検討しながら、安全を確保できる体制や住民サービスの向上に努めること。  2点目として、4款2項3目 ごみ処理場費についてであります。ごみ処理場については、現在まで24年が経過しており、老朽化が進んでいることから、将来のごみ質の変化やごみ量の増加を考え、広域的な取り組みも視野に入れ、新設計画が検討されています。現状では、毎日多量のごみが搬入されており、二交代制でごみ処理を行っているのが実情であり、工場の騒音等の問題で地元から稼働時間の制限の要望や、職員の時間外勤務が多い等の問題が提起されていることから、今後工場の騒音等の問題については、早期に地元と十分協議し、理解を求めること。また、職員の時間外勤務の問題については、事務事業を見直し、改善に向けて取り組むこと。  3点目として、4款2項4目19節 合併処理浄化槽設置整備事業補助金についてであります。本件については、公共用水域の水質汚濁の防止及び生活環境の保全に対する社会的要請が高まっていることから、本市においては公共下水道事業農業集落排水事業が進められており、合併処理浄化槽の設置については、国、県、市の助成により、普及、促進が図られているところです。  しかしながら、地域によっては、合併処理浄化槽の設置者と放流先の農業用水管理者水利権者等の間で、浄化槽排水放流に関する同意が円滑に行われていないことから、今後は農業用水管理者や、水利権者合併浄化槽に対する理解を求め、積極的に合併処理浄化槽の普及、促進に努められたい。  4点目として、6款1項8目13節 農業まつりイベント事業委託料についてであります。農業まつりイベント事業については、市内の農家がみずから生産した農産物を販売することによって、消費者との触れ合いや生産農家相互間の連帯感を深め、農業農村の活性化の推進を目的に行われてきたが、平成7年度から本市と農協が協賛で農業まつりが行われる等、農業活性化取り組みが進んでいるが、この農業まつりを産業全体のまつりとして取り組まれている市町村もあり、本市においても、他の産業と連携を取ることがさらなる活性化につながることから、将来的に産業全体のまつりとなるよう、取り組みを検討されたい。  5点目として、7款1項2目13節 産業振興センター基本計画策定委託料についてであります。本件については、平成5年3月に地域振興産業拠点整備を目的とした直方市産業育成ビジョンが作成され、これを受け平成8年3月、直鞍地区の企業間の情報交流や経営技術の高度化を目的とした工業人クラブが創立されたことにより、企業間で産業支援施設の実現に向けての協議がなされているところであり、今回、産業支援施設の中核となる交流機能産業振興機能を有した産業振興センター基本計画の策定を行うものであります。この計画を進めるに当たっては、植木地区の新都市開発整備構想が策定されることから、同構想との整合性をとりながら、それぞれの補助金等の活用を図り、早期実現ができるよう取り組むこと。  以上、5点について要望を付し、原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次に、議案第37号 平成9年度直方市農業集落排水事業特別会計予算についてであります。本案については、必要な予算措置と認め、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  最後は、議案第38号 平成9年度直方市福岡県五市競輪事業特別会計予算についてであります。本案についても、必要な予算措置と認め、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  以上が、我々経済常任委員会に細部の審査を付託されました議案審査の経過並びに結果の報告であります。議員各位の御賛同を願い、報告を終わります。 ○議長(許斐英一)  委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。               (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  これより議案第17号、37号、38号の討論に入ります。討論はありませんか。               (「なし。」と声あり)  討論なきものと認め、討論を終結いたします。  これより議案第17号、37号、38号の採決を行います。  議案第17号 直方市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第17号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第37号 平成9年度直方市農業集落排水事業特別会計予算は、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第37号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第38号 平成9年度直方市福岡県五市競輪事業特別会計予算は、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第38号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第18号 直方市汚水処理施設条例の一部を改正する条例について  議案第19号 直方市道路占用料条例の一部を改正する条例について  議案第20号 直方市普通河川及び用悪水路管理条例の一部を改正する条例について
     議案第29号 直方市水道事業給水条例の一部を改正する条例について  議案第36号 平成9年度直方市公共下水道事業特別会計予算  議案第39号 平成9年度直方市水道事業会計予算一括議題といたします。  議案第18号、19号、20号、29号並びに議案第32号第1条中、歳出5款、8款、11款1項並びに議案第36号、39号について、審査されました経過並びに結果の報告を建設常任委員長にお願いいたします。               (7番 有田議員 登壇) ○7番(有田一美)  去る17日の本会議におきまして、我々建設常任委員会に細部の審査を付託されました議案第18号 直方市汚水処理施設条例の一部を改正する条例、外6議案について、審査いたしました経過並びに結果の報告をいたします。  まず、議案第18号 直方市汚水処理施設条例の一部を改正する条例について、議案第19号 直方市道路占用料条例の一部を改正する条例について、議案第20号 直方市普通河川及び用悪水路管理条例の一部を改正する条例についての3議案は、いずれも消費税法並びに地方税法の一部を改正する法律が、平成6年12月2日に公布され、本年4月1日から施行されることに伴い、現行の消費税率3%を5%に改正しようとする同一趣旨の議案であることから、一括審査に付し、論議を重ねたのであります。  我々委員会といたしましては、法律の改正に準じた改正であることから、議案第18号、第19号、第20号については、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第29号 直方市水道事業給水条例の一部を改正する条例についてでありますが、本案についても、さきに述べたように消費税法並びに地方税法の一部を改正する法律が施行されることに伴う改正であります。  我々委員会といたしましては、水道事業においては、納税義務があり、法律の改正に準じた改正であることから、本案については、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第32号 平成9年度直方市一般会計予算第1条中、歳出5款、8款及び11款1項についてであります。本案については、本会議の質疑を踏まえ、当局より詳細なる説明を聴取する中で、論議を交わした主な点といたしましては、8款2項2目 道路維持費並びに8款5項1目 下水路整備費の11節 需用費の修繕料についてであります。道路維持費については、道路の補修や簡易舗装、道路側溝の修繕や側溝ぶたのかけかえなど、市道を維持管理していく上で必要な予算であり、また、下水路整備費については、下水路の簡易な修繕やしゅんせつなど生活環境の改善に欠くことのできない予算であることから、現状に即した中での予算措置が求められているところであります。  我々委員会といたしましては、現在の財政状況が厳しいことは認識しているところであるが、市民生活を営む上で、かかわりの深い予算であることから、多くの市民要望にこたえられるような予算措置に向けて、さらなる努力をされるよう要望を付し、本案については、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  次は、議案第36号 平成9年度直方市公共下水道事業特別会計予算についてでありますが、本案については、必要な予算措置と認め、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  最後は、議案第39号 平成9年度直方市水道事業会計予算についてでありますが、本案については、本会議の質疑を踏まえる中で、論議を深めたのであります。水道事業会計については、独立採算が原則であることから、人件費等が増高することにより、財政状況が厳しくなっても、定められた補助金等以外は、一般会計から財政的援助は受けられず、料金改定という形で市民に負担に強いることになるのであります。このような中で、水道事業会計の人件費については、水道事業会計の職員の平均年齢が一般会計の職員よりも、行政職においては1歳1カ月、技能労務職においては2歳2カ月ほど高くなっており、水道事業会計における人件費の占める割合が一般会計と比較して高くなっているところであります。今後においても、水道事業会計における人件費の負担が増大していくことが予想されることから、我々委員会といたしましては、料金改定の際にも、人件費を初めとする諸経費の削減に努められるよう要望してきたところであり、職員配置や年齢構成など、難しい点があるとは理解するものの、水道事業会計の独立採算という特殊性にかんがみ、長期的視野に立った中で、行政職及び技能労務職職員の一般会計との人事交流を行い、水道事業会計並びに一般会計における人件費の占める割合の均衡が図れるよう、関係部局と十分協議されるとともに、健全な財政運営に努力されるよう強く要望を付し、我々委員会といたしましては、異議なく原案どおり可決すべきものと決定したのであります。  以上が、我々建設常任委員会に細部の審査を付託されました議案審査の経過並びに結果の報告であります。議員各位の御賛同を願い、報告を終わります。 ○議長(許斐英一)  委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、質疑はありせんか。               (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  これより議案第18号、19号、20号、29号、36号、39号の討論に入ります。討論はありませんか。               (「なし。」と声あり)  討論なきものと認め、討論を終結いたします。  これより議案第18号、19号、20号、29号、36号、39号の採決を行います。  議案第18号 直方市汚水処理施設条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第18号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第19号 直方市道路占用料条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第19号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第20号 直方市普通河川及び用悪水路管理条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第20号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第29号 直方市水道事業給水条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第29号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第36号 平成9年度直方市公共下水道事業特別会計予算は、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第36号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第39号 平成9年度直方市水道事業会計予算は、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第39号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第21号 直方市体育施設条例の一部を改正する条例について  議案第22号 直方市立学校施設等目的外使用に関する条例の一部を改正する条例について  議案第23号 直方市公民館条例の一部を改正する条例について  議案第24号 直方市石炭記念館条例の一部を改正する条例について  議案第25号 直方市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例について  議案第26号 直方市社会会館条例の一部を改正する条例について  議案第27号 直方勤労者体育センター管理運営に関する条例の一部を改正する条例について  議案第28号 直方市働く婦人の家条例の一部を改正する条例について  議案第33号 平成9年度直方市国民健康保険特別会計予算  議案第34号 平成9年度直方市同和地区住宅資金貸付事業特別会計予算  議案第35号 平成9年度直方市老人保健特別会計予算一括議題といたします。  議案第21号、22号、23号、24号、25号、26号、27号、28号並びに議案第32号第1条中、歳出3款、4款1項、10款、11款2項、13款3項並びに第2条中、中学校パソコン借上料及び旧中央公民館鉱害復旧事業並びに議案第33号、34号、35号について、審査されました経過並びに結果の報告を教育民生常任委員長にお願いいたします。              (21番 平尾議員 登壇) ○21番(平尾公明)  去る17日の本会議におきまして、我々教育民生常任委員会に細部の審査を付託されました議案第21号 直方市体育施設条例の一部を改正する条例について、外11議案について、審査いたしました経過並びに結果の報告をいたします。  まず、議案第21号 直方市体育施設条例の一部を改正する条例について、議案第22号 直方市立学校施設等目的外使用に関する条例の一部を改正する条例について、議案第23号 直方市公民館条例の一部を改正する条例について、議案第24号 直方市石炭記念館条例の一部を改正する条例について、議案第25号 直方市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例について、議案第26号 直方市社会会館条例の一部を改正する条例について、議案第27号 直方勤労者体育センター管理運営に関する条例の一部を改正する条例について、議案第28号 直方市働く婦人の家条例の一部を改正する条例についてであります。  これら8議案は、いずれも消費税法並びに地方税法の一部を改正する法律が平成6年12月2日に公布され、本年4月1日施行されることに伴い、現行の消費税率3%を5%に改正しようとする議案であることから、我々委員会としましては、これら議案を一括議題とし、審査を行ったのであります。この中で、消費税の転嫁は、市民に負担を強いることとなることから、時間をかけて審査すべきではないかとの意見もありましたが、終局的には採決の結果、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第28号は、いずれも賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決定いたしたのであります。  次は、議案第32号 平成9年度直方市一般会計予算第1条中、歳出3款、4款1項、10款、11款2項及び13款3項並びに第2条中、中学校パソコン借上料及び旧中央公民館鉱害復旧事業についてであります。  この中でただした主な点について述べますと、まず、1点目として、3款1項6目11節の修繕料の中の防犯灯設置費についてであります。従来防犯灯設置は、防犯灯設置改善運営委員会において協議がなされ設置されていたが、平成9年度より自治区長連合会を通じて協議を行うこととなった理由について。  2点目として、10款2項1目 小学校の学校管理費の修繕料及び10款3項1目 中学校管理費の修繕料については、各学校において雨漏り等修繕箇所が多く見受けられ、この修繕料が不足しているため、各学校で苦慮している状況にあることから、この対応についてただしたのであります。  これに対し、当局より1点目については、防犯灯設置に当たっては、従来は防犯灯設置改善委員会で審査をしていたが、予算、校区のバランス等の関係から、地元の事情に詳しい自治区長連合会において、地域ごとにその優先順位を調整してもらい、市職員が現地調査の上、必要に応じて設置することの方がより望ましいと判断し、変更した。  2点目の修繕料については、本市の財政事情等もあり、年次計画を立てて、緊急度等勘案して対応している旨の答弁に接したのであります。  このような当局の答弁に対し、我々委員会といたしましては、1点目の防犯灯設置に当たっては、市民要望も多くあることから、今後とも市が主体性を持って、鋭意取り組んでもらいたい。  2点目の学校修繕料については、財政事情等理解できるものの、急を要する補修については、早急に対処されたい。  以上、2点について要望を付し、本案については、採決の結果、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決定いたしたのであります。  次は、議案第33号 平成9年度直方市国民健康保険特別会計予算についてでありますが、本案についても、採決の結果、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決定いたしたのであります。  次は、議案第34号 平成9年度直方市同和地区住宅資金貸付事業特別会計予算についてであります。本案は、国の地域改善対策特定事業に係る財政上の特別措置に関する法律が一部改正され、地域改善対策事業の一環として設けられた住宅新築資金等貸付事業である住宅新築資金、住宅改修資金及び宅地取得資金の貸し付けが、本法の改正に伴い、廃止の見込みとなり、必要やむを得ない予算措置となっていることから、異議なく全会一致で可決すべきものと決定いたしたのであります。  最後は、議案第35号 平成9年度直方市老人保健特別会計予算についてであります。本案についても、必要やむを得ない予算措置と認め、異議なく全会一致で原案どおり可決すべきものと決定いたしたのであります。  以上が、我々教育民生常任委員会に細部の審査を付託されました議案審査の経過並びに結果の報告であります。議員各位の御賛同を願い、報告を終わります。 ○議長(許斐英一)  委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。               (「なし。」と声あり)  質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。  これより議案第21号、22号、23号、24号、25号、26号、27号、28号、32号、33号、34号、35号の討論に入ります。討論はありませんか。  討論通告のため、暫時休憩いたします。                              10時49分 休 憩                              10時58分 再 開 ○副議長(安藤正親)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  討論については、通告があっておりますので、議長より指名いたします。  2番 今定議員の議案第32号の反対討論を求めます。               (2番 今定議員 登壇) ○2番(今定 正)  議案32号 平成9年度一般会計予算について、日本共産党市会議員団を代表して反対討論をいたします。  反対の第1点として、長引く不況で国民の暮らし、市民の所得は大幅に減少をしております。そういう中で、本年度の国の予算では、戦後最悪の増税予算が提案をされ、消費税で5兆円、特別減税これの打ち切りで2兆円、医療の改悪で2兆円、合計9兆円、国民1人当たり7万5,000円、4人世帯で30万円の負担増になっております。  また、地方自治法による自治体の主要な任務としては、地方自治法第2条の中に明記をされておりますが、住民及び滞在者の安全と健康、福祉を保持するこというのが地方自治法で定められておる基本的な自治体の任務になっております。先ほど那須議員反対討論でありましたように、消費税関連の15議案が国の指導によって、すべて市民に転嫁し、水道会計の問題を除いては、すべて益税になっている。こういった収入というのがすべて今年度の予算の中に含まれております。そういったことになると、市民や国民の圧倒的そういった税に対する不満いうのを考えると、安易に賛成すべきではないというのが第1点です。  第2点は、財政運営のあり方の問題です。本会議でも述べましたように、平成8年度で約10億円の財調を4億8,000万円を取り崩して、平成9年度さらに当初予算で4億円を取り崩すような財政運営がやられておりますし、財政調整基金の残高というのは、2億円程度ということになっております。このような2年の運営で本当に今から先の収支の均衡が保っていけるのか。平成13年度石炭産炭地諸法の期限切れを考えた場合に、現在での財政運営のあり方というのを大いに考えて、工夫をする必要があるんではないかというふうに考えます。こういった財政運営を改めなければならないという観点から、安易にこれを認めることはできないと思います。
     第3が同和行政のあり方についてであります。本件については、川原、有馬市政のときには同和行政というのは、行政の主体性をなくすいうような状況にありました。もともと直方市では、部落解放同盟が一本でやられておりましたが、その当時は団体助成金は750万円でございました。それが昭和49年に分裂をして、同和会と解放同盟に分裂した途端に、団体助成金が3,000万円に膨れ上がりました。それから有馬市政になって、さらに4,000万円に膨れ上がるいうことで、不公正な同和行政と言われるようなことが行われてまいりました。同和事業の入札制度など、市の主体性が全くなく団体の推薦による業者いうようなことがやられておりました。  また、住宅の入居事務でも、団体の支部長がこれを最終的に決めるというようなことがやられておりました。有馬市政3期目で行政の主体性を確立をするということで、団体補助金1割カットいうような見直しが行われて、今日までずっときたわけです。それと同時に入札制度というのが一般入札と同時に改善をされました。住宅の入居制度は現在そのままになっております。そういった基本的な経過を踏まえてみますと、有吉市政が誕生して、団体補助金については、一応カットをしていたのを元に戻し、現在755万6,000円というような団体補助金というのがそれぞれの団体に交付をされております。これが一般のほかの団体に比較をして、最もな額かどうか、妥当な額かどうかといえば、やはり疑問が生じるのではないかと思います。本会議で述べておりますように、小竹町ではこういった団体補助金が法期限改正ということを目指して、ことしから2割カットで行われて、5年後に全くなくなるというような抜本的改善をやりながら、5年先には完全に一般行政に移行をするというようなやり方がやられております。  この件で具体的に直方市として、同和行政を基本的にどう見るのかというような質疑もやりましたけれども、これに対して、基本的な考え方でどうするというような具体案は出ておりません。私は、本当に差別をなくすためには、法期限とともに一般行政に移行して、その中でそういった市民の具体的な要望なり、感情いうのも含めて、行政としてきちっとこの問題を改善をすることが差別解消に大きく前進をするというふうに考えておりますので、当局の同和行政に対する明確な立場というのが明らかでないいう点では、団体補助金の交付も含めて、今後十分改善をしてもらいたいという立場で、原案には賛成することができません。  第4点として、起債の問題です。起債約170億円を超える残高、今後の事業も見れば、起債残高は上昇をしてくるだろうと思います。御存じのように本会議でも明らかにしておりますように、この平均利息というのが5%以上になっております。これはいろいろ政府が起債の早期の返済や、借りかえということについて、いろいろ規制があって、うまくいかないということですけれども、常識的な市場金利から考えると、現在の起債利子9億円いうのは、4億5,000万円ぐらいで十分市場金利ではやっていけるはずなんです。市長が入札制度などを利用しておりますが、こういう低金利でやるならば、6億、7億というような余裕資金がこの起債の利息から生まれることが明らかではないでしょうか。だから、本当に直方市の具体的な、今から先の財源確保という点でいけば、こういった起債の問題の利息を抜本的に改善をするいうことが平成13年度以降、今後の財政運営の基本に据えてもいいぐらいの課題ではないかと思います。こういう問題について、さらに市民世論や国民世論を高め、政府は規制緩和というようなことを言っておりますが、地方自治体に対し、政府みずから市場金利の倍以上の金利を取り続けるというようなやり方は早急に改めさせるいうことも含めた直方市の基本的な財政運営を考える必要があるんではないか。だから、こういう点ではやはり抜本的に努力をしてもらいたいというふうに思います。  5番目として、福祉行政に対する予算のあり方です。これも本会議で申し上げておりますように、こういった一方では消費税など国の言うことを市民の批判の中でもやっていく市政が、具体的に国、県で合わせて4分の3の補助金を出すからいうようなことで行政みずから延長保育などについては、各園に延長保育の実施を依頼をしながら、そういう補助制度が明確なのに、これを避けて厳しい予算ということで、当初予算には上がってこないいうようなことをやっていれば、行政に対する一般的な不信というのが出てくることは明らかではないでしょうか。答弁の中でこういった問題については、補正予算など早急にこの問題の改善を図るというふうに言っておりますが、基本的にはこういった問題というのは、あくまで当初予算で明確に上げると、上げてないわけですから、答弁があったように、今後の補正予算で早期にこういった理不尽な問題については、改めてもらいたいというふうに考えます。  以上、主要5点のことから、ことしの一般会計予算というのは、賛成をしがたいというふうに思います。議員皆さんの御賛同を願い、討論を終わります。 ○副議長(安藤正親)  以上をもって、通告による討論は終わりました。  これをもって、討論を終結いたします。  これより議案第21号、22号、23号、24号、25号、26号、27号、28号、32号、33号、34号、35号の採決を行います。  議案第21号 直方市体育施設条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第21号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第22号 直方市立学校施設等目的外使用に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第22号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第23号 直方市公民館条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第23号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第24号 直方市石炭記念館条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第24号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第25号 直方市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第25号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第26号 直方市社会会館条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第26号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第27号 直方勤労者体育センター管理運営に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第27号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第28号 直方市働く婦人の家条例の一部を改正する条例については、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第28号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第32号 平成9年度直方市一般会計予算は、各委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第32号は各委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第33号 平成9年度直方市国民健康保険特別会計予算は、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第33号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第34号 平成9年度直方市同和地区住宅資金貸付事業特別会計予算は、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第34号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  議案第35号 平成9年度直方市老人保健特別会計予算は、委員長報告どおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、議案第35号は委員長報告どおり原案どおり可決されました。  意見書案第1号 天災、人災の大規模事故災害対策にかかわる国の災害本部の充実強化に関する意見書について  意見書案第2号 児童福祉法改定に関する意見書について  意見書案第3号 2兆円減税を求める意見書について  意見書案第4号 医療費負担増の凍結と抜本的医療制度改革を求める意見書について  意見書案第5号 国庫補助金制度の改善を求める意見書について  意見書案第6号 公務員倫理法の制定を求める意見書について  意見書案第7号 雇用分野における男女差別の解消を求める意見書について を一括議題といたします。  各意見書案を書記に朗読させます。                  (朗  読)  各意見書案の趣旨は、ただいま朗読いたしましたとおりでありますので、説明は省略いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。              (「異議なし。」と声あり)  御異議なしと認めます。  よって、各意見書案の説明は省略することに決しました。  これより各意見書案の質疑に入ります。質疑はありませんか。              (2番 今定議員 自席より) ○2番(今定 正)  意見書案そのものは、今、朗読されたとおりですけれども、それぞれ政党や会派を中心に出されるようなシステムになっておりますし、字句など、それぞれの党派などの基本的な点でのすり合わせという点では、なかなか論議をして、すり合わせることになってないからですね、だから、その辺はできるだけ国に対する意見書というのは、全会派などが一致して出すのが一番望ましいと思います。  だから、そういった意味では、今後そういう論議が詰められるような体制を申し入れてはおりますが、議会として十分運営上、検討をいただきたいもんだなあというふうに思います。  だから、一々細かい問題については省きますがですね、例えば、意見書3号ですね、これは、今の2兆円を、先ほど言いました2兆円の分を凍結してくれということですけど、中身としては消費税は仕方がないというような形になってますから、なかなか認めがたいというのもあるわけですね。だから、そういう意味では提案者の方で、基本的に今の国民の暮らしから見れば、そういうのが消費税も含めた全体が問題になっとるわけでですね、だから、当面の措置として、これだけをというのは何か私どもとしては、納得がしにくいという点がありますが、何かこれについてですね、コメントがあれば、答えてほしいと思います。  それから医療制度の改悪についても、4号で出ておりますけれども、これは、基本的に医療制度改悪で、要するに2兆円、国民の負担がふえるということが基本ですから、全体がまとまる意見としては、そういう制度改悪はいかんと、だから、凍結をしてもらいたいということが普通ですけども、そこら辺が文章上いえばですね、明確でないという点もあります。  だから、そういう意味では、その辺の問題について、その医療制度そのものを国民負担をふやすような形でやることに、基本的には反対なのかですね、もうお金足らんき、やむを得んということも含めて、凍結なんかというのがはっきりしないからですね、できれば、その辺の考え方をお聞かせを願いたいというふうに思います。 ○16番(太田信幸)  意見書3号、4号の関係について、考え方ということでありましたけれども、3号の2兆円減税を求める意見書につきましては、これはもう既に国の段階でいろんな議論がされておりますので、これはいろんな考えがあるのは承知しております。そうした中で激変緩和ということで2兆円減税、特別減税を継続してくださいという声が非常に多いということから、今回意見書を提出させていただいたということでありまして、それぞれ消費税の問題について議論をしていきますと、なかなか全体としての意見がかみ合わないところがありますんで、この3号については特に2兆円の特別減税だけは、ぜひ継続してくださいということで、意見書を提出をさせていただいたということでありますので、細かい点について議論していきますと、非常にややこしくなりますので、この程度で答弁にかえさせていただきます。  それから医療費負担の問題については、医療費の改革、制度改革についてはやむを得ないだろうという立場で、この意見書の内容については考えております。したがいまして、改革する上について、この文章に書かれている点、特に費用負担のあり方をぜひもう一度再検討していただきたいと、患者の負担増が非常に大きいということについて、制度の改革については、検討し直してほしいということで、制度については、改革についてはやむを得ないという立場で臨んでます。 ○副議長(安藤正親)  ほかに質疑ありませんか。               (「なし。」と声あり)  以上をもって、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  各意見書案は、委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。              (「異議なし。」と声あり)  御異議なしと認めます。  よって、各意見書案委員会付託を省略することに決しました。  これより、各意見書案の討論に入ります。討論はありませんか。               (「なし。」と声あり)  討論なきものと認め、討論を終結いたします。  これより各意見書案の採決を行います。  意見書案第1号 天災、人災の大規模事故災害対策にかかわる国の災害本部の充実強化に関する意見書については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、意見書案第1号は原案どおり可決されました。
     意見書案第2号 児童福祉法改定に関する意見書については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、意見書案第2号は原案どおり可決されました。  意見書案第3号 2兆円減税を求める意見書については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、意見書案第3号は原案どおり可決されました。  意見書案第4号 医療費負担増の凍結と抜本的医療制度改革を求める意見書については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、意見書案第4号は原案どおり可決されました。  意見書案第5号 国庫補助金制度の改善を求める意見書については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、意見書案第5号は原案どおり可決されました。  意見書案第6号 公務員倫理法の制定を求める意見書については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、意見書案第6号は原案どおり可決されました。  意見書案第7号 雇用分野における男女差別の解消を求める意見書については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (起立多数)  起立多数。  よって、意見書案第7号は原案どおり可決されました。  ただいま可決されました意見書については、関係行政庁に送付いたしますが、この取り扱いについては、議長に一任願います。  これより会議録署名議員の指名を行います。  本定例市議会の会議録署名議員として、15番 澄田議員、19番 堀 武昭議員を指名いたします。  3月定例市議会の議事は、以上をもって全部終了いたしました。  これをもって閉会いたします。                              11時45分 閉 会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する             直方市議会議長        許 斐 英 一             直方市議会副議長       安 藤 正 親             直方市議会議員        澄 田 和 昭             直方市議会議員        堀   武 昭...